Galanthus Blog
日々徒然に。
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いつも、どんな時でも聴き分けられた。
憧れの音。眩しい音。大好きな音。
どんなに沢山の音に紛れていても、きっと。
今は遠すぎて、届かないけれど。
でもあなたの音がここにあるんだって事は、今でも解るんだよ。
練習室のドアから零れる凛とした音色。
屋上から風に乗せて届く透き通った音色。
森の広場の柔らかな匂いに触れて響く優しい音色。
今この瞬間にあなたが奏でる音色はないけれど、あなたが残した音はここにある。
忘れない。覚えてる。
振り返れば、立ち止まれば、いつもそこにあなたの音がある。
心を澄ませばそっと、触れてくる。
出逢うって、生まれてくるって、そういう事でしょう?
思い出を重ねて。想いを紡いで。
誰も代われないあなただけの居場所を、誰かの心に刻んでいくの。
1年。
これがあなたと過ごした時間。
きらきらした音楽に囲まれて。小さな魔法使いの妖精達に囲まれて。
鮮やかすぎた夢のようなひと時は、終わりを告げて。
綺麗なドレスも、華やかな舞踏会も。
あなたと手を取り合い踊るワルツの曲も、ここにはないけれど。
夢じゃないよね。知ってるよ。
私が失くしたガラスの靴はほら、今もあなたの手に大切に包まれてる。
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……という感じの月日小説を書こうとしたんですが、
流石に原稿修羅場真っ只中では無理が過ぎるというものでした;
(ちなみにアンコール後設定です)
落ち着いたら完成版を書きたいですが…どうだろう;;
中途半端なお祝いですみませんが月森お誕生日おめでとう!!
誕生日当日の日記のトップがたい焼きのままなのは何か違うからと思って
苦し紛れにアップしたなんて言わない。言わないんだから!
しかしこういう乙女モード全開の文章を、
小説格納場所に置くならともかく日記内に投下するのは
並々ならぬ恥ずかしさが湧き上がってどうしようもなくなるという事を思い知りました。
こういう経験を重ねて人は大人になっていくんですねぇ。
(※書いた人間はとうの昔に大人です)